エレファント・ビジュアライザー調査記録

ビジュアルプログラミングで数式の変形を表すことを考えていくブロクです。

2007-02-20から1日間の記事一覧

第2段階

次に、第1段階で作った 、、 の多項式 から、、 のある変換 で変わらない多項式 を作ります。 を 、、となる、、の多項式上の変換とすると、 となります。 とおくと()、 となるので[tex:\tau(\zeta_{m,n}^2) = \tau(\zeta_{m,n})^2 = *1 = g_{m,n}(\xi)]とな…

第5段階(第1段階を元に戻すことに対応)

を で表すことによって を、、 の加減乗除と平方根、立方根で表します。 を満たす複素数 は3つあります。その1つを と書きます。このとき他の2つは 、 です。 は、これ自体が で不変なので、1つの値に決まってしまいます(これをとします)。 と の方は、異な…

第4段階(第2段階を元に戻すことに対応)

を で表すことによって を、、 の加減乗除と平方根で表します。 を満たす複素数 は2つあります。その1つを と書きます。このときもう1つは です。 の方は、これ自体が で不変なので、どちらか一方に決まってしまいます(これをとします)。 の方は、異なる2つ…

第3段階

次に、第2段階で作った を、、の多項式として表します。 を、、の対称群 とします。 は の正規部分群となります。 となります。 、 であることから は のすべての変換で不変となります。 、、の多項式で、、、を入れ替えても変わらないものを、、の対称式と…

第1段階

まず、、、 の多項式 から 、、 のある変換 で変わらない多項式 を作ります。 を、、の多項式とします。 を 、 、となる、、の多項式上の変換とすると、 となります。 とおくと()、 となるのでとなります。したがってとおくと、となります()。

3次方程式のべき根による解法

3次方程式 の根を 、、 とすると が成り立ちます。3次方程式 のべき根による解法とは、、、を、、、の足し算、引き算、掛け算、割り算、平方根、立方根の組み合わせだけで表すということです。複素数 を の原始3乗根とします。(3乗してになる複素数のうちで3…