エレファント・ビジュアライザー調査記録

ビジュアルプログラミングで数式の変形を表すことを考えていくブロクです。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

論理プログラミング的リーマン予想(1)

この記事の目的 ここでやりたいことは「論理プログラミング的な手法によってリーマン予想がどのような問題なのかの説明をする」ということです。論理プログラミングの説明を書いていたときに、なかなか説明を簡単に書くことができなくて、何か書くための方法…

半環上のフラクタル代数(9)

論理プログラミングとシークエント計算 集合の記法 集合 に対して は半環(単位元を持つ自明ではない冪等可換半環)となります。 を単位元を持つ自明ではない半環とし、 とします。 は と順序を除いて一意的に表すことができます。よって を と定義することが…

中間報告(3)

論理プログラミング 「論理プログラミング」と「論理計算と随伴関手」のシリーズでは、ブラウザで行われるような無限に続く入出力を、論理プログラミングを使って極限として記述する方法を考えています。しかし実行順序を表す方法がなければ適切に表すことが…

一階述語論理(1)

「論理計算と随伴関手」と「半環上のフラクタル代数」の中でプログラミング言語 Prolog のプログラムを論理計算 LK に変換しようとしていましたが、間違っていました。Prolog のプログラムが証明に対応しているのは事実で、最終的に LK に変換できればどのよ…

半環上のフラクタル代数(8)

Prolog の動作を説明するため、集合 に対して と を考えました。 は Prolog のデータの「標準形」を作るためのもので、 は理論的な論理プログラミングのデータの「標準形」を作るためのものです。 は半環になっています。半環の場合は「選言標準形」に変形す…