非専門的シンギュラリティー研究所

無限に動き続けるシステムを表す方法を AI なども使って考えていきます。

写像の分類(1)

エレファントな整数論(21) - エレファント・ビジュアライザー調査記録」、「エレファントな整数論(23) - エレファント・ビジュアライザー調査記録」で写像を分類して自然数を表そうとしていました。「人工知能的写像の理論(1) - エレファント・ビジュアライザー調査記録」に引き継いだのですが分類はまだやっていないので、新しく「写像の分類」という項目を作ることにしました。ChatGPT で調べていきます。

エレファントな整数論の内容

 M を集合、 s: M \to M 写像とします。 x \in M に対して  s^*(x)  x を含み  s に関して閉じた最小の  M の部分集合とします。 x \le y \iff y \in s^*(x) と定義します。 x \le y かつ  y \le x であるとき  x, y は同値ということにします。 x_0 \in M をとり  N = s^*(x_0) とおきます。

以下の条件を考えます。

  •  (N_1) 任意の  x \in N に対して  s(x) \ne x
  •  (N_2) 任意の  x \in N に対して  s(x) \ne x_0
  •  (N_3)  N 上で  s単射
  •  (N_4)  N 上で  \le は全順序
  •  (N_5)  N は無限集合
  •  (N_6)  X \subseteq N かつ  X \ne \varnothing ならば   X は極小元を持つ
  •  (N_7) 任意の  x \in N に対して  x と同値である  N の元は  x のみ
  •  (N_8) 任意の  x \in N に対して  s(x) \not\le x

これらの条件により以下の表のようにタイプ  T_1 から  T_5 に分類することができます。

タイプ  N_1  N_2  N_3  N_4  N_5  N_6  N_7  N_8 図式
 T_1 = N_1 \land N_2 \land N_3  0 \to 1 \to \cdots
 T_2 = N_1 \land N_2 \land \neg N_3 × × × × × ×  0 \to 1 \to \cdots \to n \to \cdots \to n
 T_3 = N_1 \land \neg N_2 × × × × × ×  0 \to 1 \to \cdots \to 0
 T_4 = \neg N_1 \land N_2 × × × ×  0 \to 1 \to \cdots \to n \to n
 T_5 = \neg N_1 \land \neg N_2 × × × ×  0 \to 0
  • (1)  N_2 \land N_3 \implies N_4
  • (2)  N_1 \land N_4 \implies N_3
  • (3)  N_1 \land N_4 \implies N_2
  • (4)  \neg N_1 \implies N_4
  • (5)  N_2 \land N_3 \implies N_5
  • (6)  N_1 \land N_4 \implies N_6
  • (7)  N_4 \iff N_7
  • (8)  N_5 \iff N_8
  • (9)  N_5 \implies N_2
  • (10)  N_5 \implies N_3
  • (11)  \neg N_2 \implies N_3
  • (12)  N_2 \land N_3 \implies N_1
  • (13)  N_4 \iff N_6

が成り立ちます。

これを ChatGPT で調べていきます。

 \le は前順序となることを証明してください

以下の結果となりました。

この問題の解決には、以下の手順で進めます:

1. 前順序の定義を確認する。
前順序  \leq は以下を満たす関係です:

  • 反射律: 任意の  x \in M に対して  x \leq x
  • 推移律: 任意の  x, y, z \in M に対して、 x \leq y かつ  y \leq z ならば  x \leq z

2. 反射律の証明
 x \in s^*(x) を示す。

3. 推移律の証明
 y \in s^*(x) かつ  z \in s^*(y) のとき  z \in s^*(x) を示す。

証明

反射律

 x \leq x が成立することを示します。
定義によれば、 x \leq x \iff x \in s^*(x) です。

 s^*(x)  x を含み、 s に関して閉じた最小の部分集合なので、明らかに  x \in s^*(x) が成り立ちます。
したがって、反射律が成立します。

推移律

任意の  x, y, z \in M に対して、
 x \leq y かつ  y \leq z ならば  x \leq z を示します。

まず定義を展開すると、以下を示す必要があります:

  •  y \in s^*(x) (つまり  x \leq y )。
  •  z \in s^*(y) (つまり  y \leq z )。
  • このとき、 z \in s^*(x) (つまり  x \leq z )を示す。

 s^*(x)  x を含み、 s に関して閉じた最小の部分集合です。
また、 s^*(x)  s^*(y) を包含している必要があります。
具体的に説明すると:
1.  y \in s^*(x) より、 s^*(y) \subseteq s^*(x) が成り立つ。
2.  z \in s^*(y) なので、 z \in s^*(x) が従います。

したがって、推移律も成立します。

結論

以上により、関係  \leq は前順序であることが示されました。

(1) から (4) までについて証明してもらいました。

(1)  (N_2) かつ  (N_3) ならば  (N_4)

概略:

まず、 \leq が前順序であることから、反射律と推移律は成立しています。従って、全順序を示すためには、任意の  x, y \in N に対して、
\displaystyle
x \leq y \text{ または } y \leq x
が成立することを示せば十分です。

証明:
  •  N = s^*(x_0) であり、これは  x_0 を含み  s に関して閉じた最小の部分集合なので、 N の任意の  x \in N に対して  x, s(x), s^2(x), \dots のすべてが  N に含まれます。
  •  (N_3) より、 s  N 上で単射です。したがって、 s^k(x) = s^m(y) のような形での重複は存在しません。
  •  (N_2) より、 s(x) \neq x_0 なので、 x_0 に戻るような経路は存在せず、 s -列は線形に並ぶことになります。

この結果、任意の  x, y \in N に対して、どちらかが他方の  s -列の先頭か途中に位置します。よって、
\displaystyle
x \leq y \text{ または } y \leq x
が成立し、 \leq は全順序であることが示されました。

(2)  (N_1) かつ  (N_4) ならば  (N_3)

概略:

 (N_3) を示すためには、任意の  x, y \in N に対して  s(x) = s(y) ならば  x = y が成立することを示せば十分です。

証明:
  •  (N_1) より、任意の  x \in N に対して  s(x) \neq x が成立します。つまり、 s は自己ループを持ちません。
  •  (N_4) より、 \leq  N 上で全順序であり、任意の  x, y \in N に対して  x \leq y または  y \leq x が成立します。

仮に  s(x) = s(y) とすると、次のように考えられます:
1.  \leq の全順序性より、 x \leq y または  y \leq x のどちらかが成立します。
2.  x \leq y の場合、 y \in s^*(x) であり、 s(x) = s(y) かつ  s は閉じた構造を保つので、 x = y が従います。
3. 同様に、 y \leq x の場合も同様に  x = y となります。

したがって、 s(x) = s(y) のとき  x = y が成立し、 s 単射であることが示されました。

(3)  (N_1) かつ  (N_4) ならば  (N_2)

概略:

まず、 (N_1) の仮定により、 s(x) \neq x が任意の  x \in N に対して成立します。また、 (N_4) の仮定により、 \leq は全順序であり、任意の  x, y \in N に対して  x \leq y または  y \leq x が成立します。
 s(x_0) \neq x_0 を仮定に基づき、矛盾なく  s(x) \neq x_0 を示します。

証明:
  • 仮に  s(x) = x_0 となる  x \in N が存在したとします。
  •  N = s^*(x_0) より、 x_0 \in N であり、全順序  \leq の仮定から、 x_0 \leq x または  x \leq x_0 が成り立ちます。
  •  x_0 \leq x の場合、 x_0  s^*(x_0) の定義より、 s(x_0) \in s^*(x_0) に含まれるべきですが、これは  s(x) = x_0 に矛盾します。
  •  x \leq x_0 の場合も、同様に  s(x) = x_0 となることは  s^*(x_0) の閉性に矛盾します。

したがって、 s(x) \neq x_0 が任意の  x \in N に対して成立することが示されました。

(4)  (N_1) ではないならば  (N_4)

概略:

 (N_1) ではない、つまり  s(x) = x となる  x \in N が存在する場合を考えます。このとき、 x を固定点とすることにより、 \leq が全順序となることを示します。

証明:
  •  s(x) = x となる  x \in N が存在すると仮定します。
  •  N = s^*(x_0) の定義より、 x_0 \in N であり、全順序  \leq の仮定から、任意の  y \in N に対して  x_0 \leq y または  y \leq x_0 が成立します。
  • また、 s(x) = x である  x  N の中に唯一存在する場合、全ての要素は  x を基準にして比較可能になります(つまり、 x_0 \leq x かつ  x \leq y が任意の  y に対して成立する)。

したがって、 \leq が全順序であることが示されました。