(5) から (8) までについて証明してもらいました。
(5)
かつ
ならば
すなわち、
上で
(
) かつ
が単射 (
) であるとき、
は無限集合 (
) であることを示します。
証明
の構造
は
を含み、
-操作に関して閉じた最小の部分集合です。
- 具体的には、
となります。
の仮定
より、任意の
に対して
です。
つまり、
に戻るサイクルは存在しません。
が無限集合であることの示唆
- 仮に
が有限集合であると仮定します。すると、
に含まれる要素の個数を
とします。
は単射 (
) であるため、
はすべて異なる要素である必要があります。
- しかし、
は
-操作に関して閉じているため、有限集合である
の中で、ある
に対して
が再び
に戻るサイクルを形成する必要があります。
- これは
(
for all
) に矛盾します。
結論
したがって、
は有限集合ではありえず、無限集合である必要があります。
結論
かつ
ならば
が成り立つことが示されました。
(6)
かつ
ならば
すなわち、
(
) が任意の
で成立し、かつ
が全順序 (
) であるとき、
の空でない部分集合は極小元を持つ (
) ことを証明します。
証明
極小元の定義
を
の空でない部分集合とします。
が極小元であるとは、任意の
に対して
が成立することを意味します。
仮定の確認
1.
:
なので、
-操作は自己ループを持たないことを保証します。
2.:
が全順序であるため、任意の
に対して、
または
が成立します。
を示す
任意の空でない部分集合
を取り、
に極小元が存在することを示します。
ステップ 1: 極小元の候補が存在することを確認
が全順序 (
) であるため、任意の
に対して、
または
が成立します。
- この性質により、
の元を順序付けることができ、
の中で最小の要素の候補が必ず存在します(有限集合の最小元選択に似た構造)。
ステップ 2:
の元の間にループがないことを確認
より、
であるため、任意の
に対して
-列は自己ループを形成しません。
- したがって、最小元が存在しないと仮定すると、すべての要素が「他の要素よりも小さい」という関係に含まれる必要があり、これは
の全順序性と矛盾します。
ステップ 3: 極小元の存在を示す
- 上記の結果から、
の中で他の要素と比較して小さい要素が少なくとも1つ存在します。これが
の極小元です。
結論
任意の空でない部分集合
は極小元を持つことが示されました。
したがって、かつ
ならば
が成り立つことが証明されました。
かつ
である
の関係は何と呼べば良いですか
かつ
である
の関係は、通常「同値関係」と呼ばれますが、文脈に応じてもう少し具体的に説明できます。
文脈に応じた呼び方
1. 全順序や部分順序の文脈での呼称
- この関係は、
と
が「等しい(同値である)」ことを意味します。
- 厳密には、この等しさは順序関係によるものなので、「順序による等価性」や「順序の同値性」といった表現が使われることもあります。
2. 同値関係の文脈
かつ
は、順序構造で定義された同値関係に対応します。この文脈では、単に「同値」と表現されます。
3. 集合論や構造論の文脈
- この場合、
かつ
の関係は「一致」と呼ばれることが一般的です。「一致」という言葉は、順序構造を超えて要素そのものが等しいことを強調します。
結論
文脈によりますが、最も一般的な呼称は「同値」または「等しい」です。特に順序集合の議論では「等しい」と表現するのが適切です。
かつ
であるとき
は同値ということにします。
必要条件の証明:
が成立すると
が成立することを示します。
1.
より、
は全順序であり、任意の
に対して
または
が成立する。
2. 同値の定義から、かつ
の場合、
と
は同値である。
3. 全順序の性質では、かつ
が成立するとき、
が成り立つ。これは、全順序での反対称性の性質に他ならない。
4. よって、が同値ならば
であり、(N7) が成立する。
十分条件の証明:
が成立すると
が成立することを示します。
1.
が全順序であるためには、任意の
に対して
または
が成立する必要がある。
2. 仮にが
かつ
を満たすと仮定する。この場合、
と
の間に順序関係が存在しないことを意味し、
は全順序でない。
3. しかし、によれば、同値な
は必ず
である。この性質により、任意の
において順序が確定する。
4. よって、は全順序であり、
が成立する。
必要条件の証明:
が成立すると
が成立することを示します。
1.
が無限集合 (
) の場合、
による操作が
の中で自己ループを形成しないことを示します。
2. 仮にである
が存在するとします。この場合、
-操作を繰り返すことで、有限個の要素の中でループが形成されることになります。
3. しかし、これはが無限集合であるという仮定 (
) に矛盾します。
4. よって、任意のに対して
が成立し、(N_8) が成立する。
十分条件の証明:
が成立すると
が成立することを示します。
1.
(
) より、
は
よりも常に「大きい」位置に移動します。
2. 仮にが有限集合であるとすると、
の中の要素は有限個しか存在しないため、
-操作を繰り返すと必ずある
に戻る必要があります。
3. しかし、これはに矛盾します。したがって、
は無限集合である必要があります。
4. よって、が成立します。



