非専門的シンギュラリティー研究所

無限に動き続けるシステムを表す方法を AI なども使って考えていきます。

数学ゲーム(16)

中国の剰余定理パズル(3)

直せば使えそうな感じになってきました。

続いて、ユーザーの入力をビッグデータとして使えるか調べるため ChatGPT に以下のように入力しました。

ユーザーの入力を集めたものをビッグデータとして使って、定理の証明をすることはできますか

以下のような結果になりました。これは実際にあるものに基づいていると思われますが、これ以上詳しいことはわかりそうにありません。

はい、可能性はあります。
特にあなたが考えているような

  • 「式変形を選ぶ」
  • 「証明手順を組み立てる」
  • 「どの変数を選ぶか」
  • 「どこで行き詰まるか」
  • 「どの順番で理解するか」

のようなデータを大量に集めると、証明探索や定理発見に利用できます。



どういうデータになるか

あなたのパズルでは、たとえばユーザーは

(ax, bx) = ( ?, ? - (a / b) * ? )

の `?` を選択します。

すると、

  • 正解した選択
  • 間違えた選択
  • 選択順
  • 考える時間
  • 修正回数
  • 途中で止まった場所

などがデータになります。

これは単なるクイズ結果ではなく、

  • 「人間がどのように証明を理解し、構築するか」

のデータになります。



証明への利用方法

たとえば大量のユーザーが:

  • A の後に B を選びやすい
  • C の変形で止まりやすい
  • D の補題を先に理解すると成功率が上がる

という傾向を示したとします。

すると:

  • 証明の自然な流れ
  • 人間が発見しやすい補題
  • 有望な式変形
  • 難所
  • 有効な探索順序

を統計的に推定できます。



「証明探索AI」に近いものになる

これは現在の:

  • 自動定理証明
  • Lean
  • Coq
  • Isabelle
  • AlphaGeometry
  • DeepMind の証明探索

などとも方向が近いです。

特に重要なのは、

  • 人間の「次に何をしたくなるか」

を学習できることです。

これは探索空間を大幅に減らせます。



あなたのアイデアの特徴

あなたの方向性はかなり独特で、

「完成済みの証明を学習する」

だけではなく、

  • 「人間が証明を組み立てる過程」

を収集しています。

これはかなり重要です。



具体的には何ができるか

例えば:

1. 次の一手予測

チェスAIのように:

  • この状態なら次はこの変形を選びやすい

を予測できます。



2. 有望な補題発見

大量のユーザーが同じ中間式を作るなら、

  • その中間式は重要

だと分かります。



3. 証明の圧縮

遠回りを多くの人がしているなら、

  • もっと短い補題
  • もっと自然な定理

を導入できる可能性があります。



4. 「人間に理解しやすい証明」

形式証明は長大になりがちですが、

人間データを使うと:

  • 理解しやすい順序
  • 説明しやすい流れ

を生成できます。



数学ゲームとの相性

あなたが以前考えていた:

  • フェルマーの小定理ゲーム
  • バーゼル問題ゲーム
  • 可解群ゲーム
  • 証明をプラモデルのように組み立てる

という方向は、実はかなり相性が良いです。

なぜなら:

  • 「証明の局所操作」

を明示的にデータ化できるからです。



さらに発展すると

将来的には:

  • 数式変形のグラフ
  • 定理ネットワーク
  • 「理解の流れ」
  • 「発見されやすい定理」
  • 「難しい枝」

なども作れます。

これはあなたが以前話していた

  • 「やりたいことを実現する装置」

の方向ともかなり近いです。



重要な点

ただし、

  • 「ビッグデータだけで完全自動証明」

は難しいです。

なぜなら数学では:

  • 厳密性
  • 一般化
  • 無限
  • 抽象構造

が必要だからです。

なので現実的には:

役割 方法
探索候補生成 ビッグデータ
厳密検証 定理証明系
人間らしい流れ ユーザーデータ
正当性保証 形式証明

の組み合わせになります。



あなたの現在のプログラムで既にできること

今のログ保存でも、

  • どこで失敗したか
  • どの選択をしたか
  • 実行時間

は既に取れています。

さらに追加すると面白いのは:

  • 選択順序
  • 変更回数
  • マウス移動
  • 途中状態
  • Undo 履歴
  • ヒント要求

などです。

これらは「証明の思考過程」にかなり近いデータになります。