「証明路開発支援システム(6) - 非専門的シンギュラリティー研究所」の証明を「証明路」にしていきます。まず(1)から(4)までを考えます。
(1) ユークリッド整域は単項イデアル整域となります。
[証明]
-
をユークリッド整域とします。
-
が単項イデアル整域であることを証明します。
-
を
のイデアルで
とします。
-
が単項イデアルであることを証明します。
-
を
で
が最小となる
の元とします。
-
であることを証明します。
-
をとります。
-
であることを証明します。
-
がユークリッド整域であることから、
であって、
または
となる
が存在します。
-
は最小なので
となります。
- よって
となります。
-
- よって
となります。
-
- よって
は単項イデアルとなります。
-
- よって
は単項イデアル整域となります。
-
(2) 整域の素元は既約元となります。
[証明]
-
を整域、
を
の素元とします。
-
が既約元となることを証明します。
- 既約元の定義より
は
の単元ではありません。
-
、
とします。
-
が
の単元または
が
の単元となることを証明します。
-
が
の素元であるから
または
となります。
-
のとき
-
から
となる
が存在するので
となって
は
の単元となります。
-
が
の単元または
が
の単元となります。
-
-
のとき
-
から
となる
が存在するので
となって
は
の単元となります。
-
が
の単元または
が
の単元となります。
-
-
-
- よって
は既約元となります。
- 既約元の定義より
(3)
を整域、
とし、
、
を
の素元とすると、
ならば
であり、適当に並べ替えると任意の
に対して
となります。
[証明]
-
は整域なので(2)より
、
は
の既約元となります。
-
に関する帰納法で証明します。
-
の場合を証明します。
-
となります。
-
は
の既約元なので
となる
が存在して、その他の
はすべて単元となりますが、
は既約元なので単元となることはありません。
- よって
であり
となります。
-
-
として、
より小さい場合は主張が成り立っているとし、
の場合も成り立つことを証明します。
-
であり
は素イデアルであるから
となる
が存在します。
- 番号を付け替えてこの
を
とします。
-
となる
が存在します。
-
は既約元なので
は単元となります。
-
となるので
となります。
-
は整域なので
となります。
-
は単元なので帰納法の仮定より
であり、適当に並べ替えると任意の
に対して
となります。
- よって
の場合も成り立ちます。
-
-
(4) 一意分解整域の既約元は素元となります。
[証明]
-
を一意分解整域、
を既約元とします。
-
が一意分解整域であることから素元
が存在して
と表すことができます。
-
は既約元なのである1つの
以外の
は単元となります。
- よってある単元
が存在して
となり、
となるので
は素元となります。















