順序に依存する掃き出し法
ここで再び順序に依存する場合を考えます。
とし、以下のように
を決めます(順序に依存する列をこのように書くことにします)。
とします。
を
をと書くことにします。
ならば
が存在する
(
は
が存在しないことを表す)
ならば
とします。
掃き出し法の順序の置換
上記の数式を以下のように書くことにします。
ここで 、
を
の置換(
は行の置換、
は列の置換を表す)とします。
とし、
、
を以下のように決めます。
に対して
が存在する最大の
を
とします。すべての
に関して最大の
を
とします。
のとき
と書くことにします。この計算から以下のことが導けるかどうか調べます。以下では
の中の
、
は順序があるリストを表し、それ以外は順序のない通常の集合を表すとします。