エレファント・ビジュアライザー調査記録

ビジュアルプログラミングで数式の変形を表すことを考えていくブロクです。

第3段階

次に、第2段階で作った g_{m,n}(\xi)abc多項式として表します。

G\alpha\beta\gammaの対称群G = S({\alpha, \beta, \gamma}) とします。H = <\sigma>G正規部分群となります。G = <\sigma, \tau> となります。\sigma(g_{m,n}(\xi)) = g_{m,n}(\xi)\tau(g_{m,n}(\xi)) = g_{m,n}(\xi) であることからg_{m,n}(\xi)G のすべての変換で不変となります。

\alpha\beta\gamma多項式で、\alpha\beta\gammaを入れ替えても変わらないものを\alpha\beta\gammaの対称式といいます。\alpha\beta\gammaの対称式はabc多項式として表すことができます。

したがって g_{m,n}(\xi)abc多項式として表すことができます。すなわち任意の\alpha\beta\gamma多項式 \xi に対して、上のようにg_{m,n}(\xi) を作ると、g_{m,n}(\xi)abc多項式p(a, b, c)として表すことができます。