エレファント・ビジュアライザー調査記録

ビジュアルプログラミングで数式の変形を表すことを考えていくブロクです。

ビジュアルプログラミング(15)

プログラム電卓(Blockly)(3)

プログラム電卓(Blockly)」の説明の続きです。番号は「ビジュアルプログラミング(14) - エレファント・コンピューティング調査報告」を参照してください。

「フィボナッチ数」の使い方

(11)のリストから「フィボナッチ数」を選択すると(12)の領域にサンプルのテキスト(JSON)が表示されます。その後(10)のボタンを押すと(2)の領域に「フィボナッチ数」のサンプルが表示されます。

 \begin{cases}
f_1 = 1, \\
f_2 = 1, \\
f_{n+2} = f_n + f_{n+1} & (n \geq 1)
\end{cases}
帰納的に定義される  f_1, f_2, \cdotsフィボナッチ数列と呼びます。このサンプルではフィボナッチ数列の項を計算することができます。

(3)の「1」のボタンを押すと、(4)の領域に  x = 1 y = 1 が表示されます。 f_1 = x f_2 = y となります。また、(5)の領域に  1, 1 が表示されます。この領域には  f_1, f_2, \cdots が表示されます。この  x y を変更すると、 x y を初期値とする数列が表示されます。

その後 (3)の「2」のボタンを押すと、(5)の領域は  1, 1, 2 となります。その後「2」のボタンを押すごとに次の項が表示されます。

(4)の領域の  x y に初期値、 a に項の数を指定して(3)の「3」のボタンを押すと、(5)の領域に指定した項の数の数列が表示されます。

(4)の領域の  a に項の数を指定して(3)の「4」のボタンを押すと、 f_1 = 1 f_2 = 1 を初期値とする指定した項の数の数列が再帰的に計算され(5)の領域に表示されます。