プログラム電卓(Blockly)(4)
「プログラム電卓(Blockly)」の説明の続きです。各領域の番号は「ビジュアルプログラミング(14) - エレファント・コンピューティング調査報告」を参照してください。
「素数」の使い方
(11)のリストから「素数」を選択すると(12)の領域にサンプルのテキスト(JSON)が表示されます。その後(10)のボタンを押すと(2)の領域に「素数」のサンプルが表示されます。
- ボタン2 : ボタン1の後、(5)の領域の最初の数( とします)は素数になっています。この後(3)の「2」のボタンを押すと、(5)の領域から の倍数がすべて取り除かれます。このとき(5)の領域の2番めの数( とします)は素数になっています。この後さらに「2」のボタンを押すと、(5)の領域から の倍数がすべて取り除かれます。この後さらに「2」のボタンを押すごとに同様のことが行われます。
- ボタン3 : (3)の「3」のボタンを押すと、ボタン1の後、ボタン2を取り除くものがなくなるまで繰り返します。こうすると(5)の領域は から までの素数のリストとなります。このリストに含まれている数は、2以上の数の2倍以上の倍数ではない数となります。これはこの数が素数であることと同値となります。この方法を「エラトステネスのふるい」と呼びます。