「モノイド的論理プログラミング(1) - エレファント・ビジュアライザー調査記録」の「文脈自由文法」との比較で、実行順序という視点でも比較できそうなので、ChatGPT で調べてみます。
構文解析との比較
入力:
文脈自由文法の構文解析の処理と論理プログラムを実行する処理を比較してください:
を対応させて説明してください
結果:
文脈自由文法 (CFG) の構文解析と Prolog プログラムの実行は、どちらも「規則を適用して特定の構造を導出する」プロセスという点で似ています。ただし、それぞれの処理方法や目的が異なるため、以下の観点で比較できます:
1. 固定された順序の構文解析と Prolog プログラムの実行
文脈自由文法の固定された順序の構文解析
- 特徴:
- 制限:
- パースにおける順序は文法に依存し、探索経路は効率化のため制約される。
- 一意の経路をたどる(バックトラックは通常許されない)。
- 例:
文法:
入力:
処理:
- まず を選択。
- 次に を適用し、 をマッチ。
- 最後に を適用し、 をマッチ。
Prolog プログラムの実行(固定された順序)
- 制限:
- 規則が固定順序で処理されるため、効率的な設計が必要(冗長なバックトラックを防ぐため)。
- 記述された順序が解探索の効率性を左右する。
- 例:
parent(alice, bob). parent(bob, carol). ancestor(X, Y) :- parent(X, Y). ancestor(X, Y) :- parent(X, Z), ancestor(Z, Y).問い合わせ: ?- ancestor(alice, carol).
処理:
- 最初に ancestor(X, Y) :- parent(X, Y) を試す。
- 次に ancestor(X, Y) :- parent(X, Z), ancestor(Z, Y) を試す。
- 固定された順序で探索し、バックトラックで再試行。
2. すべてのパターンを調べる構文解析と理論的な論理プログラムの実行
理論的な Prolog プログラムの実行(すべての解を探索)
- 利点:
- 全解を列挙することで、関係の網羅的な理解が可能。
- 例:
ancestor(X, Y) :- parent(X, Y). ancestor(X, Y) :- parent(X, Z), ancestor(Z, Y).問い合わせ: ?- ancestor(alice, Y).
処理:
- Y = bob, Y = carol のすべての可能性を探索し、結果を列挙。