3次方程式 の根を
、
、
とすると
が成り立ちます。3次方程式
のべき根による解法とは、
、
、
を、
、
、
の足し算、引き算、掛け算、割り算、平方根、立方根の組み合わせだけで表すということです。複素数
を
の原始3乗根とします。(3乗して
になる複素数のうちで3乗しないと
にならないもの。
であることから
となることより
または
となります。ここで
であることから、
か
のどちらかとなります。どちらでもよいのですが、
としておきます。)